人が亡くなると、その人が所有していた財産は親族などに引き継がれてくことになります。
ただ引き継ぐと言っても簡単なことではありません。引き継ぐ財産も様々なものがありますし、誰が何を引き継ぐかといったといった問題やその財産に深い利害関係を持つ人と調整をつけなければならない場合があります。こういった誰もがいずれ直面する相続問題ですが、いざ疑問や不安を覚えた時、難解な法律用語や複雑な手続きがお困りの方を更に悩ませているのも事実でしょう。
相続上のトラブルは出来るだけ円満に解決を図りたいと、誰しもがそう思うのでしょうが、わたくしどもにおきましては、何よりも依頼人の立場で考え、依頼人にとって最善の解決策を提案し、交渉から調停、訴訟、書類作成まで万事をお手伝いすることが可能です。以下に依頼人がしばしば直面する具体例をあげてみますと、@相続手続きが難しくて理解できない、A遺書を書こうとしている、B相続財産の分け方に迷っている、C親不孝者には一銭も渡したくない、D被相続人に借金がある、E遺言に疑問がある、F遺産分割が難航している、G相続人同士で争っている、H遺産分割の結果に納得できていない、I遺産を独り占めしている相続人がいる、J他の相続人に弁護士がついている、などといったことがあります。
亡くなられた方の遺産について相続人間で争いになった場合、相続人同士で解決を図ろうとしてもそれぞれの思惑があり、お互いをよく知っているもの同士であるが故に紛争の深刻化、長期化が懸念されます。弁護士としての経験上からですが、相続問題はもめだすと非常に厄介であると言えます。その為にも、なるべく早期に法律の専門家のアドバイスを受けることが大切となります。わたくしどもにおきましては、長年培ってきた経験と信頼を基に、一生で一度は経験する大きな出来事である相続問題の解決に関しまして、まずは依頼人の声にしっかりと耳を傾け、的確に対処して参ります次第です。